日本初演!プロオケとオーボエで共演【メンバー出演情報】

miniTua-wind ensembleの公演に出演したメンバーから、公演のご案内です!
今回は、オーディションに合格し、プロのオーケストラとソリストとして共演する、オーボエの土屋舞桜をご紹介します。

土屋が演奏するヒダシュのオーボエ協奏曲はなんと今回が日本初演!
日本屈指のコンサートホールである札幌コンサートホールKitaraで、北海道出身の土屋と、現田茂夫が指揮する札幌交響楽団の共演は、札幌圏はもちろん、全国の吹奏楽部員にとって必聴の演奏となるでしょう。

土屋からのメッセージもありますので、ぜひ最後までお読みください!

[2/9日]オーボエをはじめ若手音楽家がオーケストラと共演

出演者インタビュー

今回、演奏する曲について教えてください

今回はハンガリーの作曲家、ヒダシュ・フリジェシュが1952年に作曲したオーボエ協奏曲を演奏いたします。
オーボエを演奏していると、楽器の調整、リードの調達などなど悩みは尽きませんが、あまりソロの曲が多くないのも悩みの種です……。しかし実は知られていないだけで、素敵な曲がたくさんあったりします!

今回演奏するこの曲も偶然YouTubeで発見し、私もこの曲を演奏したい!と強く思い、オーディションに応募しました。ハンガリーの自然や民族的な要素が感じられる音楽で、奏者側もお客様側も楽しめる、爽快でかっこいい曲です。

普段の楽器の練習ではコツコツと地道なことの積み重ねで、時にはつまらないと思う瞬間もあるかもしれません。でも、いつかこの曲を演奏したい!と心から思える曲があれば、そんな練習も楽しくなります!オーボエを演奏する人にとって、きっとヒダシュはそんな憧れの一曲になれると思いますので、ぜひ聴いていただきたいです。


演奏会への意気込みや、来てくれるお客様にメッセージをお願いします

ヒダシュのオーボエ協奏曲は2025年2月9日(日)が日本初演となります!
どんなことが起こるんだろう……と準備しながらドキドキですが、演奏会に携わってくださる全ての皆さまへの感謝を忘れずに、ドキドキも楽しみながら向き合いたいと思っております。
どんな音楽を目指そうかな?と考えながらヒダシュやハンガリーなどについて調べているだけで楽しいです!これから、日本国内でヒダシュの演奏機会が増えるきっかけの一つになれることを願って、精一杯準備いたします。

札幌コンサートホールKitaraでの開催ということで、なかなか足を運べない方もいらっしゃるかと思いますが、道外の方もお時間ございましたら札幌観光とご一緒にいかがでしょうか?
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

ヒダシュは管楽器や吹奏楽のための作品をたくさん作曲しています。オーボエと吹奏楽のための協奏曲もありますし、オーボエだけでなく、チューバやファゴット、ユーフォニアム、ヴァイオリン、チェロをソリストとした作品もあるようです。
演奏会にいらっしゃれない方も、今回をきっかけにヒダシュについて知っていただければ嬉しいです!

新進演奏家育成プロジェクト~オーケストラ・シリーズ 第84回札幌

日付2025年2月9日(日)
時間15:00開演(14:30開場)
場所札幌コンサートホールKitara(札幌市中央区)
チケット2,500円
全席自由
出演現田 茂夫(指揮)
原 香奈恵(ヴィオラ)
小野寺 陸(バリトン)
吉本 結妃名(ピアノ)
土屋 舞桜(オーボエ)
吉本 萌慧(ヴァイオリン)
札幌交響楽団(管弦楽)
曲目 バルトーク:ヴィオラ協奏曲
ロッシーニ:歌劇「セビリヤの理髪師」より‟私は街の何でも屋”
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
ヒダシュ:オーボエ協奏曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
主催(公社)日本演奏連盟

最新情報は主催者が発信する情報をご確認ください。

この公演に出演予定のminiTuaメンバー

2002年生まれ。オーボエを12歳で始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。現在、東京藝術大学大学院に在学中。これまでにオーボエを佐竹正史、関美矢子、小畑善昭、吉井瑞穂、金子亜未、和久井仁の各氏に師事。(2024年4月現在)3rd Concert2nd Concert1st ConcertPr…